夙川公園の危機

平成9年3月西宮市道路建設課が地域住民に発表した

都市計画道路山手線の計画変更は、工事期間8年、予算約200億円

阪急電鉄甲陽線と県道建石線、市道山手線を立体交差させる

事業計画です。阪急電鉄甲陽線の一部トンネル化工事によって

苦楽園口駅北側から甲陽園駅近くまでの

工事に支障となる樹木が伐採されます

この素晴らしい景観を形つくっている緑樹が全部なくなります

甲山を望む苦楽園橋からの

この景観も消失します

日本さくら百選のこの桜を

見ることができなくなります

g-m01.gifなぜ夙川公園の自然環境が破壊されるのかg-m01.gif

g-m01.gif夙川が培ってきた歴史や文化を見てみますg-m01.gif

笹部新太郎氏の「さくらの西宮」

なんとはなしにユーモラスな姿の甲山から
裾をひく西宮のさくらに一段の彩りを加へるものは、
あの思い思いの巧まぬ形で立ち並ぶ松の緑であろう。
夙川堤の松並木こそ全国的なすばらしい存在だと思う。
これなくしては、さくらも何もあったものではない。

大切にしてほしいものである。

堤防の松も押寄せるいわゆる近代文化の毒気に
いつかは傷め付けられる日が来るかもしれぬが、
得がたきこの西宮の至宝をいつまでも喪わぬよう
護りつづけてもらいたいものである。
この松あってのさくらである。桜だけの世界はない。

西宮市政ニュース1955.3.25より